家にはお金もなく、進学したのは公立高校です。
そして、入学式当日を迎えるわけですが、そこでこれからの高校生活を左右する重大
な事実を告げられます。その重大な事実とは・・・
なんと!!入学した高校には修学旅行が
ない!
なんということでしょう!?たかだか15歳の未熟な私は、受け入れることができず
しばらくは、放心状態が続きました。
そして、われに戻ると周りの生徒もざわざわ・・・
そりゃあそうでしょ!!
地球のおわりが来た時と同じくらいの衝撃を受けました。
なにやら、先輩たちが不祥事を起こしたらしく、修学旅行が廃止になったとか・・・
なにしでかしてくれとんねん!!
もう、別の高校に行くしかないと本気で思っていました。
でも、叶わぬ夢でした。
テニス部に入部のはずが・・・
気を取り直して、テニス部に入部をしてハイスクールをエンジョイするしか
てはありません。ところが、テニス部の部室の横は柔道部。
テニス部のドアのノックを躊躇していると・・・
いきなり、柔道部の部室から、とても高校生に見えないおっちゃん達が・・・
おもむろに肩を掴まれ、バンバンと叩かれた。品定めか?
『おまえ!ええガタイしてるやんけ!』
こっ、怖すぎる・・・柔道部に入部確定か?
なにか言わないと落とされるっ・・・
そして、『はい!』と答えてしまった!!
直後、キレイな女子マネージャーさんが3人も出てくるではないか!
『よしっ!じゃあ、柔道部に入れてやる!!』(なんで上から?)
お願いしてませんが、『お願いします!!』と答えてしまった!
マネージャーさんが美人だから・・・
ドン( ゚д゚)マイ!
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